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産後に腰痛、反り腰がひどくなっていませんか?
骨盤の歪み筋力の低下ももちろんですがそれだけではありません。
今回は横隔膜に注目していきます。
横隔膜が上手に使えなくなる!?
おなかが大きくなり肋骨が広がるとうまく横隔膜や呼吸筋が使えなくなるので呼吸自体が浅くなります。
そうすると徐々に姿勢は前屈みになっていきより呼吸がうまくできなくなってきます。
呼吸が浅く横隔膜が動かなくなってくると肋骨の動きと横隔膜以外の呼吸筋のみで行う胸式呼吸になっていきます。
産後のママさんたちは胸式呼吸の方が多くなっています。
胸式呼吸と作用
では、胸式呼吸とは何なのか??
横隔膜をほぼ使うことのない呼吸方式です。
肋骨につく内肋間筋と外肋間筋の作用で肋骨を動かし空気を取り込む呼吸です。
横隔膜の動きはほとんどなく肋骨が動き続けるので拡がった肋骨が戻らず体の見た目にも影響してきます。
体も前屈みになり姿勢、外見も良くは見えません。
また、呼吸も浅くリラックスしずらく緊張状態が続いている方も多いです。
インナーユニットの天井の役割
インナーユニットをご存じですか?
横隔膜、腹横筋、多裂筋、骨盤底筋で囲まれた部分のこと。
空気が入ってくると横隔膜は下に下がり腹圧を上げていきます。
動きの悪い横隔膜は硬く柔軟性がなく上手に下にさがることができません。
そのためほかのユニットに負担をかけることになります。
腰椎、骨盤はもちろんですが、骨盤底筋への負担にもなり特に気を付けなければなりません。
横隔膜の緊張を和らげて柔軟で動きのある状態にしてあげることが重要です。
それにより負担を分散、ないし通常のインナーユニットの正常な働きを取り戻すことができます。
運動をして柔軟な元の横隔膜を取り戻しましょう。
今回のエクササイズは横隔膜の動きに対して行う運動になっています。
動画を参考にやってみてください!
https://youtu.be/Jk4MmB7AHL0