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産後の骨盤の状態について気になっていませんか?
骨盤が歪む、開く、いろいろなことが言われていますが産後の骨盤がどうなっているのか実はよくわかっていない方がほとんどだと思います。
今回は、骨盤について説明していきたいと思います。
骨盤とは、腸骨・恥骨・座骨の3つの骨から構成されている部位になります。
その周りには、太ももの骨である大腿骨、骨盤と関節を作る仙骨、その上に乗っかる腰椎などがあります。
関節としても、仙骨と腸骨からなる仙腸関節、骨盤と大腿骨からなる股関節、恥骨同士を結ぶ恥骨結合があります。
大まかに紹介するとこのような骨の構成になっています。
産後間もなくは(リラキシン)というホルモンの影響で骨盤周りの靭帯は緩んでいます。
緩むからと言って骨盤が際限なく開いたり歪んだりすることはありません。
関節同士をつなぐ靭帯が緩むことで軸となる骨盤に安定性が無くなるため、動きを十分に出すことができなくなります。
そうなると痛みの原因にもなり、腰や股関節、膝の痛み、ほかの部位にも波及する可能性があります。
基本的に癖を治すことは非常に難しいです。
しかし、左右の非対称の動作においては骨盤の歪みを助長させることがあるため、気づいたとき姿勢を正すことが変化を起こすために必要です。
歪みはホルモンの影響であるが、開きの部分では約1センチ程度の開きなので骨盤自体は歪みは出てくるが、開きはしないということだけ覚えていただければ幸いです。
今回ご紹介するエクササイズは骨盤のリセットと全身の調整になります。
動画を参考に運動して、骨盤から全身を調整してみてください。
https://youtu.be/vgPr_go9F9c