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産後に背中の痛みに悩まされていませんか?
体の変化、日常生活の変化などで姿勢が悪くなってしまい、負担がかかっていると思われます。
今回は背中の痛みにスポットを当てて説明していきたいと思います。
産後の重心は前になっているママさんがほとんどです。
反り腰になっているため体がバランスを取ろうと猫背になってしまう方も少なくありません。
腹直筋離開によりお腹の力が入りづらい場合も姿勢維持に苦労してしまうので良い姿勢を保つのが難しいです。
抱っこや下を向く時間の増加により背中にかかる負担も大きくなり、また、慢性的な肩こり首こりは肩甲骨の動きや胸椎の可動性を悪くしてしまうため違和感や痛みに発展する場合もあります。
どの部位でも同じことが言えますが、負担のかかっているところのケアを怠っていると、炎症を引き起こし辛い痛みになってくることもあるため、日々のケアが必要になってきます。
背中、つまり胸椎にあたる部分にはいろいろな種類の筋肉が走っています。
もっとたくさんの筋肉が走行していますが今回はピックアップしてご紹介します。
僧帽筋:背中から肩、首までに及ぶデカい筋肉です
脊柱起立筋:背骨全体に走る筋肉で首から腰までに及ぶ。
胸棘筋:胸椎と棘突起(背骨を触ってトゲトゲしている所)を結ぶ筋肉
小菱形筋:肩甲骨の内側から背骨にくっつく。 特に肩甲骨が外側に変位していると負担がかかる。
大菱形筋:肩甲骨の内側から背骨にくっつく。 小菱形筋と同じように負担を受けている。
多裂筋:背骨と背骨の間にある筋肉。 こりやすい。
棘上靭帯:棘突起と棘突起をつなぐ靭帯。 炎症を起こすと厄介。
大きく痛みを引き起こさないことが一番ですが時間に追われながらだとついつい自分のことが疎かになりがちですよね…
ですが、大変になってからでは遅いのでぜひセルフケアをしていただき、痛みの予防をして下さい。
動画を参考に運動してみてください。
https://youtu.be/zC4iPCbGB1U