- BLOG -

手首の腱鞘炎に!

2018.05.25 | Category: 未分類

こんにちは!
院長の石神です。

最近になって急激に気温が上がり、体調を崩している方も多いですね。
みなさんはお身体いかがですか?

さて、本日は腱鞘炎について書かせていただきます!
というのも、お恥ずかしい話ですが、最近慣れないことを始めたのと(ゴルフの素振り)、仕事で手を使うことから人生初の手首の腱鞘炎になってしまいました😅

腱鞘炎は体のあちこちでなりますが、その中でも代表的で今回自分自信が体験している「ドケルバン病(de Quervain病)」について書きたいと思います!

まずは簡単に腱鞘炎についてです。
腱鞘炎とは、腱鞘(腱を包む線維性、滑膜性の膜のようなもの)に炎症が生じた状態で、炎症部位の腫れや痛み、運動制限などがみられます。

手の腱鞘炎では、手指の繰り返しの使用(使いすぎ)によるものがある他、関節リウマチによる腱鞘炎や、細菌感染による化膿性腱鞘骨膜炎などがあります。

今回私がなった腱鞘炎は日常よくみられる使い過ぎによる腱鞘炎(ドケルバン病)です。

ドケルバン病はデスクワークなど日常的によく手指を使う人に多いですが、妊娠・出産期・更年期の女性で、特に誘因なく発症することも多いです。(女性ホルモンの関与があるといわれています)
手首の付け根の第1腱区画と呼ばれる場所での炎症で、ひどい場合はコップを持つことも困難になるくらいの痛みが伴います。



治療としては保存療法が第1選択で、症状が強く、電気治療や手技療法でも改善がみられない場合は病院で、腱鞘内へのステロイド注射などが選択されます。
当院では、腱鞘炎の治療に、深部への刺激に適し、高い鎮痛作用のあるHi-Voltageと筋肉痛及び関節痛の軽減効果の高い超音波をコンビネーションで行い、腱鞘炎に効果的な治療を行います!


※コンビネーション治療の様子

また、治療後には世界シェアNO,1で多くのトップアスリートたちにも愛用されているテーピングKT TAPEで患部をサポートします。



また当院では超音波エコー観察器がありますので、治療の前に組織の状態を観察してから行います!



下の写真は手首の腱鞘の部分をエコーで撮っている写真です。
左にあるのが右手で右にあるのが左手の画像です。


赤丸で囲っている部分の厚みが左手より右手の方が厚く、腱鞘が腫れているのがわかります!

症状のかなり強い人によってはさらに炎症の状態も確認できますので、そちらも確認しながら治療を進めていきます!
…今回私の場合は初期で痛みも比較的軽度だったので、炎症反応は見られませんでした😅

実際痛みが出た初日に治療を行なったことで翌日に痛みが出ることなく快適に過ごせました♪
何事も早めの治療が大事なので、あまり痛みを我慢せず、症状の軽いうちに治してしまいましょう!!

腱鞘炎や、ばね指、腰痛、肩などの痛みがある場合はぜひご相談下さい😁