- BLOG -

産後のママの心と体の変化

2019.03.13 | Category: 未分類

こんにちは!

産前産後専門整体院の彩り整骨院院長の石神直人です。

本日も当院のブログをチェックしていただき、本当にありがとうございます。

今回は

「時間の経過とともに変化する産後のママ達の心の変化」

についてお話ししたいと思います。

まず、ママの心は、赤ちゃんの成長とママ自身の体の回復とに合わせて大きく3つの期間に分けられます。

①静養期

②産褥期

③リハビリ期

と分けられます。

まずは「静養期」。

出産直後〜1週間ほどの時期で、ママの心の中は新しい命との出会いで興奮状態にあり、高揚感から体の疲れなどを感じにくいですが、そんな心とは裏腹に体は出産によるダメージをうけ、ボロボロに疲労困憊しています。

この時期の無理はその後の体調に影響します。

出来るだけ横になり、睡眠をとることが大切です。

またこの時期は産後に急激に変化するホルモンの影響から心が不安定で、ハイになったかと思えば、急に気分が沈み、涙もろくなったり、イライラしたり、自信がなくなったり、非常に心が忙しくなります。

いわゆるマタニティブルーズもこの時期に起こります。

この時期は周りからのサポートをうけ、出来るだけ心も体も休めることを心がけましょう。

続いて「産褥期」。

産後1週間〜1ヶ月までの時期で、想像していた身軽さはなく、逆に産後特有の痛みや疲労感に驚き、慣れない育児に戸惑い、心の中は混乱状態になります。

また、母親としての役目を果たしたい、果たせるはずだと無理をし過ぎ、心身の疲労がピークに達することも。

この時期は静養期と同様に安静が第1です。

会陰部や産道の傷は癒えてきても、子宮や骨盤など体全体が回復するには、まだまだ時間がかかります。この時期も「授乳」、「トイレ」、「食事」の時以外は横になっているのが理想です。

子宮の収縮に伴う腹部の痛みや、悪露、会陰の痛み、骨盤周りの違和感など、体調は万全じゃありません。

くれぐれも無理は禁物なので、この時期も周りのサポートをうけて、体を休めましょう。

最後に「リハビリ期」。

1カ月検診を終えて、特に母体に問題がないと言われても、実際の体はまだ本調子ではありません。

ここからはリハビリするつもりで、無理のない程度に体を動かして、筋力を取り戻し、体力をつけていくことを始める時期です。

またこの時期はひと通りのお祝いムードが終わり、これまでの生活に戻り始めます。

赤ちゃんの体調の変化には敏感ですが、ママの体が気を遣われることはほとんどなくなってきます。

この時期の心身の疲労は、産後ウツに繋がり、その後の家庭環境に多大な悪影響をうけます。

ひとりで抱え込むのではなく、周りのサポートをうけながら、適度に体を動かして、心身共にリラックスできる環境を作りましょう!

また当院が行っている、産後骨盤矯正もこのリハビリ期からうけていただけます。

産後骨盤矯正は疲れた体を癒すだけではなく、妊娠から出産時に開いてしまった骨盤を引き締め、マイナートラブルを防ぎ、出産前よりキレイで健康な体を手に入れることができます。

産後ケアはママ達が一人の女性として輝いていくために、絶対に必要です。

「産前産後ケアが当たり前の世の中に」この思いが日本中に広がっていくために、今後もメッセージを発信していきます。

本日は

「産後ママの心と体の変化」についてお話していきました。

本日もブログを読んでいただき、ありがとうございました。